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 防衛関連ニュース

2018年をふりかえる「平成30年」―安保政策の分水嶺

2018年12月27日更新

 陸自大改革の象徴・「陸上総隊」が新設され、庁舎に掲げられた看板を除幕する(左から)河野統幕長、小野寺防衛相(当時)、小林総隊司令官(当時)、山崎陸幕長(4月4日、朝霞駐屯地で)。陸上総隊はその後の「西日本豪雨」「北海道胆振東部地震」の災害派遣などの指揮で、その本領を発揮した


 陸自には島嶼防衛を担う水陸機動団が新編され、初めての大型演習を鹿児島県の種子島などで行った。写真は横一列に並び、上陸訓練を行う水陸両用車AAV7。同団は秋に東北で行われた大規模防災訓練「みちのくアラート」にも参加した


 北海道で初の震度7を観測した「北海道胆振東部地震」被災地で、土砂崩れで押しつぶされた家屋に取り残された行方不明者の捜索活動に当たる7師団の隊員(9月6日、北海道の厚真町で)


 空自初の女性戦闘機パイロットとなり、F15戦闘機に搭乗した松島美紗2尉。第109期戦闘機操縦課程を修了し、晴れて念願のパイロットとなった。この後も後輩たちが続く予定だ(8月23日、新田原基地で)

・・・他

 平成時代の最後の年となる「平成30年」が暮れていく。改めてこの一年を顧みれば、年末に宇宙・サイバー・電磁波など新領域での防衛力整備を打ち出した新しい「防衛計画の大綱」と「中期防衛力整備計画」が策定されるなど、日本の安全保障政策にとっても〝分水嶺〟になった年であったことが分かる。防衛省・自衛隊の「平成30年の出来事」を写真で振り返る。


陸自が大改革 陸上総隊、水機団を創設

 本年3月、陸自は創隊以来の大改革を断行し、5個方面隊を束ねて指揮できる「陸上総隊」をスタートさせた。また、島嶼防衛のため「水陸機動団」も同時に新編した。

 海自は護衛艦「かが」など水上部隊を南シナ海・インド洋に長期派遣、各国海軍と共同訓練を行い、「航行の自由」の重要性を強くアピール。潜水艦「くろしお」も南シナ海で訓練を行い、ベトナムにも寄港した。

 空自は最新鋭のステルス戦闘機F35Aを3空団(三沢)に初配備。年度末の飛行隊新編に向け、着々と整備が進められている。一方、F2戦闘機向けには防衛装備庁が開発した超音速対艦ミサイル「ASM3」が完成。このミサイルは敵艦隊の中枢艦を1発で大破できるスーパーウエポンだ。

 今夏、ハワイで行われた「リムパック」演習には、陸自の対艦ミサイル連隊も初参加。発射した12式地対艦ミサイルは4発全弾が命中。この1年で、自衛隊の「対艦攻撃能力」は飛躍的に高まった。

「ダイヤモンド型安全保障」構想

 安全保障面では、6月にシンガポールで行われた米朝首脳会談後をにらみながら、北朝鮮への圧力をかける姿勢は堅持。自衛隊は米・英・豪・加軍などと連携して・・・

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