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 防衛関連ニュース

新春メッセージ2021
(新聞「朝雲」2021年1月7日付掲載)

2021年1月7日更新

真に実効的な防衛力を 防衛副大臣 中山泰秀

 明けましておめでとうございます。隊員諸君、ご家族の皆さま、読者の皆さまに謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 我が国を取り巻く安全保障環境は、国際社会のパワーバランスが大きく変化しつつある中、厳しさと不確実性を増しております。

 厳しい安全保障環境下にあっても、国民の命と平和な暮らしを守り抜くという防衛省・自衛隊の任務を全うするため、本年も防衛大綱・中期防に基づき、真に必要な防衛力の整備に努めてまいります。

 防衛力における最重要基盤の一つが他ならぬ「隊員」です。我が国の平和と安全が隊員諸君の日々の努力に依ることは論を俟(ま)ちません。昨年着任以来、可能な限り現場の部隊を訪問し、訓練の一端を体験する機会をいただいてきました。

 これにより、諸君がいかに厳しくも有意義な訓練に取り組んでいるかを実感し、それらが我が国の平和と安全につながっていると確信しました。

 本年も引き続き現場に赴き、真に実効的な防衛力構築に何が必要か思いを致し、隊員諸君と共に国民の皆さまの厚い信頼に応えることができるよう、全力で職務に精励してまいります。

 そしてなにより大切なご家族を隊員として送り出し、日々銃後の守りでお支えいただいているご家族の皆さまには頭の下がる思いです。本当に感謝申し上げます。皆さまにおかれましても、より一層のご理解ご支援を賜りますよう、宜(よろ)しくお願い申し上げます。

 結びに、一刻も早く新型コロナウイルス感染症が終息することを願い、皆さまのご健勝を心より祈念しまして、年始のあいさつとさせていただきます。


日米同盟、一層の強化 防衛大臣政務官 大西宏幸

 明けましておめでとうございます。謹んで新春のお祝いを申し上げます。

 我が国の平和と安全を維持するためには、我が国自身の防衛体制の強化とともに、我が国の安全保障の基軸である日米同盟の一層の強化が不可欠です。

 さまざまなレベルでの累次の日米協議や、平和安全法制の整備等により新たに可能となった活動等を通じ、日米同盟は着実に強化されています。本年も引き続き、新たな領域における協力の推進や、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化のための日米を基軸とした共同訓練・能力構築支援の実施など、日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化に取り組み、我が国の平和と安全の確保に万全を期してまいります。

 同時に、米軍の基地の所在する地元の方々の負担の軽減も進めてまいります。特に、沖縄については、目に見える形で負担軽減を実現するため、地元の皆さまからご理解、ご協力が得られるよう丁寧にご説明しながら、普天間飛行場の一日も早い移設・返還などに向け全力で取り組んでまいります。

 また、働き方改革も前進させます。テレワークやフレックスタイム制の積極的な活用だけでなく、業務の思い切った簡素化や効率化を図り、隊員一人一人が、日々、エネルギッシュに業務に向かえるように努めてまいります。

 厳しい安全保障環境の下、防衛省・自衛隊が果たすべき役割は多岐にわたりますが、全国25万人の隊員諸君と力を合わせ、全身全霊で職責を全うしてまいる所存です。

 最後になりますが、皆さまのますますのご健勝をお祈りして、新年のあいさつとさせていただきます。


国民の期待に応える 防衛大臣政務官 松川るい

 明けましておめでとうございます。隊員の皆さま、ご家族の皆さま、読者の皆さまにおかれましては、よき新年をお迎えのことと存じます。

 グローバルなパワーバランスの変化が加速化・複雑化する中、我が国の防衛を全うしていくためには、我が国自身の防衛力強化に加え、安全保障における国際協力の必要性と重要性がかつてなく高まっています。

 本年も・・・

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多次元統合防衛力の構築 統合幕僚長 山崎幸二

 明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年は、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し、安全保障面にもさまざまな影響をもたらしました。自衛隊は、大規模な感染症対応や令和2年7月豪雨におけるコロナ禍での災害対応を実施し、派遣に従事した隊員から1名の感染者も出すことなく、任務を完遂することが出来ました。また、コロナ禍においても周辺国の活発な軍事活動が継続する中、警戒監視、対領空侵犯措置等の各種任務に万全を期してまいりました。

 本年も「我が国の平和と独立を守り、領土・領海・領空を守り抜く」という自衛隊の使命を果たすため、各種任務を遂行するとともに、「多次元統合防衛力」の構築および「自由で開かれたインド太平洋」の実現に邁進(まいしん)致します。このため、引き続き、陸・海・空の従来領域の能力強化に加え、宇宙・サイバー・電磁波の新領域を含め、領域横断作戦に必要な能力の強化を推進します。

 また、統合輸送能力や各種情報通信等の統合運用を支える能力のさらなる強化を図ってまいります。加えて、我が国の防衛力の主体的・自主的な強化と幅広い分野における日米共同対処能力の強化により、日米同盟を一層強化するとともに、米豪印をはじめとする普遍的価値やルールを共有する友好国との連携強化に努めます。

 最後に、陸・海・空自衛隊が一丸となり、日々の隊務に精励することをお誓いするとともに、本年が皆さまにとって幸多き一年となりますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。


強靭な陸上自衛隊に 陸上幕僚長 湯浅悟郎

 新年明けましておめでとうございます。

 陸上自衛隊は、創隊70周年を迎えた昨年、新型コロナウイルスに係る災害派遣において1人の感染者も出すことなく任務を完遂しつつ、南西地域の防衛態勢や教育訓練体制の充実・強化を図ってまいりました。

 また、コロナ禍においても、感染拡大防止措置の下、抑止・対処の実効性の向上を図るとともに、各国との意思の疎通により、安全保障協力の推進と「自由で開かれたインド太平洋」の実現に寄与してまいりました。

 さて、我が国周辺には質・量に優れた軍事力を有する国家による軍事活動の活発化が進むとともに、グレーゾーンの事態やハイブリッド戦の出現等により我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさと不確実性が増しています。

 このような中、陸上自衛隊は我が国の防衛における「抑止の主体」として、また「領域横断作戦の要」として「多次元統合防衛力」の構築を着実に推進していく所存です。

 複雑化する安全保障環境に対応するためには、従来の領域および新たな領域における作戦の組み合わせが極めて重要であり、領域横断作戦を含むあらゆる事態に的確に対応し得る能力等を強化してまいります。

 また、強固な日米同盟の下、各国との関係強化や民生の安定に向けた努力を継続し、我が国に望ましい安全保障環境を創出するとともに、東京五輪等においても与えられた任務を完遂する所存であります。

 本年も国民の皆さまから頼りにされる存在であり続けるため、強靭な陸上自衛隊を創造することをお誓いし、ごあいさつと致します。


変化に柔軟に適応 海上幕僚長 山村浩

 新年おめでとうございます。海上自衛隊を代表して旧年中賜りました数々のご支援、ご協力に対し深く感謝致しますとともに、謹んで初春のごあいさつを申し上げます。

 さて、我が国周辺には、質・量に優れた軍事力を有する国家が集中し、活動を活発化させる傾向が顕著となっていることに加え、昨年から感染拡大が続く新型コロナウイルス感染症は、国際社会が連携して対応すべき課題となっております。

 このような情勢の中、中東、ソマリア沖・アデン湾方面においては、海賊対処活動に加え、昨年1月から情報収集活動を開始し、当該海域で護衛艦2隻および哨戒機2機が活動を継続しています。

 海外での活動が最も多かった9月には、海自として初の北極圏航行に加え、ハワイ、グアム、そしてインド洋方面と4方面に同時に部隊が展開し、共同訓練等に参加しました。これに中東、ソマリア沖・アデン湾方面における活動を加えると、コロナ禍において、一時的ではあるものの、約2800名もの隊員が日本国外において活動をしていたこととなります。

 一方、装備や施設といったハード面としては、昨年10月に新型潜水艦「たいげい」および、新しいタイプの護衛艦「くまの」・・・

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2020-2021

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