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 めざせ!体力強化 <1>正しい走法

 日々の勤務などでの"パフォーマンス"をいかに向上させていけるか。「体力検定Ⅰ・Ⅱ」各種目の記録向上、総合的な体力アップなどをテーマに今回から10回、体力強化企画を連載する。第1回目は全自陸上1万メートル走優勝者の走りを参考に「正しい走法」について伝える。(2013年9月19日付)

しっかりした姿勢つくることが基本 
「顎を軽く引く」「肩、足首には力を入れず」

 全自陸上競技会(朝霞、平成25年9月11日)の最後を飾る男子1万メートルには、3連覇中の山下伸一3陸曹(滝ヶ原)ら20人が出場した。

 山下3曹は4000メートル過ぎからほぼ独走状態に入り、終盤に入ってもペースを落とさず安定した走りを見せ優勝。「30分を切りたかった。まだまだ力不足」と、納得のいくタイム(30分40秒31)ではなかったものの、4連覇を果たした。

 一方男子5000メートルでは、大島禎央3曹(高田)が終盤の4000メートル過ぎに首位に出て一気に引き離し、同じく4連覇した。

 山下3曹らの走りは、土台となるしっかりした姿勢に支えられている。姿勢をつくる際は体育学校(朝霞)の森下敬介体育班長によると、まず直立した姿勢で体軸を真っすぐ立て、重心(腰)の位置が整っていることを確かめる。

 立ち姿勢、ウオーキングができたら「スムーズに重心移動する」(森下班長)ことを意識しながら踏み出し、走る。その際、「自分に合った楽に速く走れるフォームを見つける」(同)ことがポイントになる。

 体校で作成した「走法」の資料を基に、全自陸上1万メートル4連覇の山下3曹の走りを参考にしながら正しい姿勢について確認すると、留意点はおおむね7点。

 (1)顎を軽く引き真正面を向く(2)肩の力を抜く(3)胸を軽く張り肩甲骨を自然に寄せる。腹筋には適度な緊張を保つ=写真左

 (4)肘の角度を90度に保ち後方に引く(5)つま先は進行方向に真っすぐに(6)足首に力を入れず、地面をかく(蹴る)ように押し出す(7)重心の真下に着地し、体幹で地面からの反力を受けて前に推進する=写真右

 姿勢を良くすることで、故障が少なくなり、エネルギー消費が効率的になるという。まずはしっかりした姿勢をつくりたい。

 

 

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