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 めざせ!体力強化 <10>TRX②

 バンド1本と畳1畳ほどのスペースで約300種類ものトレーニングを行える「TRX」。体校マルチサポート班長の加藤宏貴2空尉へ取材した内容から、立位での運動を伝えた前回に続き、今回は座位や伏せた体勢で行える運動の主なものを伝える。(2014年8月21日付「自衛隊スポーツ」)

上半身、体幹、下半身のパーツに 
分けたサーキット方式でもOK

(撮影協力=体校トレーニングサポート班・佐々木一2海曹)

 ◇三次元の動き可能
 TRX(トータル・レジスタンス・エクササイズ)は米海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」によって考案された。「サスペンションバンド」1本と、畳1畳ほどのスペースで行える。

 自体重で行うが、支点との距離、角度を変えることで負荷を軽くしたり、重くしたりできる。

 前後、左右、斜めと三次元に動くことが最大の特徴。重い器具を用いず安全性は高い。

 上半身、体幹、下半身に分けて、約300種類ものメニュー、バリエーションで行うことができ、「競技や種目に特化した練習ができます」と加藤班長。これらのうち、座位や伏せた体勢などで行うメニューには次のものがある。

 ◇毎日行ってもいい
 上半身を鍛えるメニューの主なものには「チェストプレス」がある。グリップを握り=写真①、ゆっくりと肘を伸ばす=同②。バンドの固定点から遠い位置で行うほどきつくなる。

 体幹を鍛えるメニューのうち「ヒッププレス」は、あおむけに寝た状態で両足かかとをハンドルにかけ=写真③、尻を真上に上げる=同④

 「プッシュアップ」は足の甲をバンドにかけて行うが、安定しないため難易度は高くなる。

 各メニューは、おおむね30~45秒ほどをかけて20回を目安に行う。実施するメニュー、セットの組み方などは多様。「上半身、体幹、下半身の3パーツに分けてサーキット方式で行ってもいい」と加藤班長。

 自体重だけで行うため、毎日行っても構わない。可動範囲が広く、ストレッチ効果もあり、リハビリなどにも活用できる。

 競技、目的等に合わせてトレーニングは行う。加藤班長は「使っている部位に意識を集中し、正しい動きで行ってください」とアドバイスしている。

 

 

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