『朝雲』は自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える安保・防衛問題の専門紙です。

TOPめざせ!体力強化メニュー >めざせ!体力強化


 めざせ!体力強化 <22>ランニング(フォーム)②

 持久力を中心とした体力強化や体力検定・測定(3000メートル)の記録向上などにつながる持続走錬成。体育学校体育班長の森下敬介3陸佐に取材した内容から、先月号の上半身に続き今月号は、接地の方法やつま先の向きなど下半身の留意点について伝える。

重心の真下近くに足裏を着地し 
地面からの反力を使い前に推進

(撮影協力・塚原有希1陸曹=体校総務課)

 ◇姿勢を良くする
 エネルギーロスのない理想的、効果的フォームを持つための下半身の主な留意点は、(1)重心(丹田)の真下近くに着地する(2)爪先、膝は進行方向に対して真っすぐに(3)足首に力を入れず、かくように蹴り、真後ろに送る――など。

 重心の真下に足裏を着地するために、体軸は真っすぐに保つ。立ち姿勢(気を付けの状態)=写真①=の時に、横から見て耳、肩、腰、膝、くるぶしの五つの点を一直線にする。

 背が曲がり、腰が落ちるなど体軸が安定していない状態、また必要以上に腿を上げるなど力みがある状態では効率的に走れない。

 また体軸はランニングの時だけでなく、「立っている時も歩いている時も、常に感じることが重要です」と森下班長。

 姿勢を良くすることで、(1)故障が少なくなる(2)エネルギー消費が効率的になる(3)長い距離に対応できる――などの効果も期待できる。

 ◇重心の真下に着地
地面への着地、接地も重要なポイント。足裏全体でタン、タンと接地する「ミドルフット(フラット)」が好ましい=写真②

 かかとで接地する「ヒールストライク」=写真③=は足首などへ衝撃があり、故障の原因にもなる。

 爪先は進行方向に対し真っすぐに向け、外に開いたりしない。後ろから見て、足(靴)の裏も真っすぐ見えるように。

 膝も開いたり、内に入れたりしない。また股関節をしっかり動かし、膝から下だけで走らない。

 着地点は重心の真下へ=写真④。重心より前や後方につけない。「重心の真下で着地し地面からの反力をうまく使い、前に推進してください」と森下班長。また、足首に力を入れず、地面をかくように蹴る。

 他者のランニングも参考にして、常に意識し、自己分析しながら理想的なフォームをつくることも勧めている。

 

 

朝雲新聞社の本

自衛隊装備年鑑
2017-2018

アジアの
安全保障
2017-2018

平成29年版
防衛ハンドブック


『朝雲』縮刷版
2016


2017自衛隊手帳
わかる
平和安全法制

自衛隊総合戦力
ガイド

当ホームページに掲載の記事・写真・図表の無断転載を禁じます。すべての内容は著作権法によって保護されています。