資料.4 用語解説(159ページ)

●弾道ミサイル防衛
 飛来してくる弾道ミサイルから国を守ること。Ballistic Missile Defenseを訳してBMDともいう。
 弾道ミサイルは発射から着弾まで3つの段階に分かれる。1つは発射から上昇していくブースト段階。次は成層圏を慣性飛行するミッドコース段階。最後は大気圏に再突入して目標に向けて落下してくるターミナル段階。日本の弾道ミサイル防衛は、ミッドコース段階で海上自衛隊のイージス艦がスタンダード・ミサイルSM-3で破壊、撃ち漏らしたミサイルを航空自衛隊の地対空誘導弾ペトリオットPAC-3がターミナル段階で撃破するという二段構えのシステムをとっている。平和安全法制の審議では米国へ向かう弾道ミサイルの迎撃が論点の1つになった。集団的自衛権の行使となるこの措置は、ミッドコース段階での迎撃になるので、SM-3を搭載するイージス艦が対処する。