男子マラソン競歩で金メダルを獲得した勝木1陸尉(9月25日、名古屋市)=いずれも自衛隊体育学校提供 愛知・名古屋アジア大会の男子マラソン競歩で9月26日、勝木隼人1陸尉(自衛隊体育学校)が3時間3分36秒で優勝し、18年ジャカルタ大会以来となる2度目の金メダルを獲得した。新種目となった42・195キロを「安全運転」で制した35歳のベテランは、世界記録と五輪種目復帰を見据え、歩型を崩さない冷静なレース運びでアジアの頂点に返り咲いた。 8月のインタビューで勝木は、今季の取り組みとして高地合宿を挙げた。6月にエクアドル(標高約3000メートル)、7月に中国(同2000メートル)で練習を重ね、「日本では得られない刺激で新しい能力を開発できた」と語った。背中の負傷も「全く問題ない」と回復を強調し、コンディションは「比較的順調」と手応えを感じていた。